🌿 しずかな時間、たいせつな学び — お茶のおけいこ

年長さんはお茶のお稽古がありました。
子どもたちはしっかりと以前の記憶をたどりながら、静かな時間に心を落ち着けて取り組んでいました。

今回のお稽古では、「畳での歩き方」の練習をしました。畳の縁を意識して、左足から一歩一歩進むという少し難しい動作ですが、みんな真剣な表情で挑戦していました。

中には「右と左、どっちからだっけ？」と戸惑う姿もありましたが、友達と見合いながら一生懸命に取り組む姿がとても微笑ましかったです。

左足から、そっと一歩ずつ。歩き方のおけいこ。
心をこめて『よろしくお願いします』。

園では、子どもたちの“らしさ”あふれる、かわいくて心があたたかくなるような出来事がたくさんあります。
そのひとこまをご紹介します。
カレーが食べたかったの！🍛
 今日、給食がカレーだったことを知って、「カレーが食べたかったのに〜」と、ちょっぴり残念そうにしていた早帰りの年少組のBちゃん。
先生が「じゃあ、おうちに帰ったらママに言ってみてね」と伝えると、Bちゃんが先生の顔をじっと見つめて一言…
「カレー食べたい。」
…え？ まさかの*ママに言うつもりで、先生に言ってる！？*😄
「え、私、ママじゃないんだけどな〜」と思いつつ、なんだか嬉しくなるひとときでした。
年少さんの中には、“先生＝ママ”みたいな感覚を持っている子もいて、ふとした言葉にキュンとさせられます。
どうしてもお外で遊びたかったの！🧦
 今日は雨が降ったりやんだりの日。
どうしてもお外であそびたかった年少のC君。雨がやんだときにデッキに出て、様子を見ていると・・・なんと靴下のままで園庭へ！
先生が「濡れちゃうよ〜」と声をかけても、本人は気にせず元気いっぱい。
気づけば足はドロドロ。でもそれもおかまいなしで、楽しそうに「だんごむしいた！」と嬉しそうに遊んでいました。

つい最近まで「だっこ〜」と先生にぴったりくっついて、離れて遊ぼうとしなかったCくん。
今日は、自分の「やりたい！」に向かって、一人でぐんぐん行動する姿が✨
靴は忘れても、気持ちは前に進んでいる——そんな成長の一歩を感じる出来事でした😊